学校講演にかける想い

僕の人生を本当に面白いものにしてくれた彼らとの出会いに感謝。

貧困層の子供たちと本気でオリンピック出場の夢を追う人生

発展途上国である中米ジャマイカで15年間、貧困層の子供たちと本気で夢を追い続けてきました。

リオのオリンピック出場は実現しませんでしたが、今後のオリンピック出場、国際大会での国内初メダル取得など、彼らは今も西田ジムで大きな夢を追い続けております。

15年になるジャマイカでの生活の中で、楽しい事、苦しい事、感動した事、夢と現実の中での葛藤、色々な事を経験しました。

ひとまず人生の現時点では、「本気で夢を追う」人生を選んだ事は、僕の人生の時間をより濃く、生産的なものにし、自分が本当に必要な事に集中できる環境を作ってくれました。

本当に実り多く、幸せなものだったと実感しています。

非常に光栄な事に、僕がジャマイカで行ってきた活動を知り、「夢に挑戦する勇気が湧いた」「人生観が変わった」「自分の困難なんて、へっちゃらだと思えた」と言ってもらえる機会が何度かありました。

自分がやってきた事が人の人生にポジティブな影響や変化を与える事ができる。これほど光栄で嬉しい事は人生なかなかあるものじゃないと感じました。

僕は幼少の頃から「先生」にあこがれており、青年海外協力隊の活動後、ジャマイカに残っていなければ、今頃は日本で学校の先生をしていたはずです。

縁あって今は体操の先生・体操教室経営をする事になりましたが、何らかの形で学校教育・そして日本の子供たちや若者と関わっていきたいという想いがずっとありました。

教育に関わり、若い人たちが夢を追うという事に対して、少し勇気を持てるきっかけになれば。そうでなくてもこんな生き方もあるんだ、と視野を広げてもらえれば、という想いが大きくなり、少しおこがましい気持ちもありますが、自分の人生を伝える活動をしたい、と思うようになりました。

現在、主に学校・教育機関(小学校・中学校・高校・大学・専門学校など)での講演依頼を受けさせていただいております。学校での総合的な学習の時間、特別授業、全校行事などで講師をお探しであれば、ぜひお声がけください!

西田ジム青少年育成プロジェクト支援の会🇯🇲🇯🇵(Face Bookグループ)にもよろしければぜひご参加ください!現地での活動・近況報告を月一程度でゆるりとやっております。

2015年、ついにジャマイカ史上初男子世界選手権出場!日本選手団とパチリ。でも結果は散々(泣)

夢を追う事が否定されがちな理由が割と分かった極貧生活

「夢をもって生きる」という人生の選択は、往々にして「収入の安定」と離れた状況に身を置くことが多いと思います。

それゆえ、現実の生活とのギャップや失敗のリスクから「夢をもって生きる人生」が否定されがちです。

生きていく上でお金は必要です。

そして、自分で夢を追って実際に極貧生活をしてしっかり理解しました。

お金がないのは本気でつらいです。特に家族がいる場合は本当につらい。

お金・収入の観点で見ると、はっきり言って僕の選択は気持ちよく応援するのは難しいものだったとは思います。貧乏になるのは目に見えてましたから。

それでも快く応援してくれた家族、友人、多くのサポーターの皆様、そしてジャマイカの人々には、本当に感謝の気持ちしかありません。

そして、文句も言わずにずっとサポートしてくれている嫁のさっちゃんにはもう一生頭が上がりません。本当にありがとう。

日本の友人・応援団に支えられ、初の海外遠征でダブル優勝!怒涛の遠征4連覇の一発目。

夢がある人生と夢のない人生

やりたい事が見つからない、自分の人生には夢がない、生きている意味が分からない、などという言葉、僕の友人たちからも聞いたりします。

毎日職場と家の往復。職場によっては残業だらけ。実際、つらい生活なんだろうな、と思います。

僕が講演活動を通じて若い人たちに伝えたい事とは少し相反してしまいますが、僕はここで断言させていただきます。

夢がない人生でも、僕は全然かまわないと思います。

安定した生活にこそ大きな幸せもあると思いますし、そもそも「幸せ」の定義や感じ方なんて、10人いれば10通りありますしね。

僕自身、夢を追ったおかげで、長年にわたり相当貧乏な生活をする羽目になりました。家族にも負担をかけました。というか、今も割とかけてます。

運よく金銭的なサポート(俗にいう借金)があったから、なんとか首の皮一枚つながりここまでたどり着けたわけで、そういう選択肢がなければ中途半端なところで終わらざるを得ない状況になっていたと思います。

夢が無くても、安定した生活から得られる幸せの価値は、失ってみないとわかりません。

失ったらわかります。収入が安定している、安心のある生活というのは素晴らしい物です。

でも、夢を追って収入が伴う生活はさらに素晴らしい、という事も同じくして言えると思います。難しい選択ですよね。本当に。

8歳の頃は極細だったシャコーイ君、2018年現在ゴリゴリの腕で選手兼コーチをしています。

それでも僕が「夢があるのなら絶対追った方がいい!」と言う理由はジャマイカにある

ジャマイカは、国の定める最低労働賃金が時給150円、フルタイムでは週給6,000円程度、にもかかわらず物価は日本と同じです。

日本人の感覚で言うと、中流以下の階級に生まれた時点ではっきりいって夢も希望もない人生お先真っ暗な状況です。国民の半数が、猛烈なワーキングプアです。

我々日本人、日本に生まれた多くの人はこの状況をすでに打破し、追いたい夢を追う事ができる幸せな状況にいます。

失敗して夢を諦める事になったとしても、ちゃんとお給料を支払ってくれる仕事はいくらでもあります。

結局はリスクを取るのか取らないのか、本人の選択になるかと思いますが、先にもお話したように、日本はジャマイカと違ってそこそこ給料払ってくれる仕事なんていくらでもあります。

僕は、自分自身がコーチとして挑戦するオリンピックはリオが最初で最後と決めていました。頑張りましたが、達成できませんでした。

でも悔いは全くないですし、本気で生きた15年は本当に価値のあるものでした。

失敗、してもいいと思います。人生一度きりです。我々を含む、地球上に生まれてきた人間はいつか皆死にます。他人の目なんか気にしないで、自分自身としっかり対話をし、後悔のない人生の選択をしていければいいなと思います。

夢がある、という事はその時点で幸せな事です。探してもみつからない人が沢山いるんですから。そして、その夢を追える土台は日本に生まれた時点でかなり確保されていると思います。今の時代、夢をかなえるためのノウハウ、ヒント、やり方なんて勉強すればいくらでも学ぶ事ができます。

もしあなたが夢を見つけたなら、本当にやってみたい事があるのなら、全力で追ってください!無責任に応援しています。

夢を追うと決めたら毎日24時間「どうすれば夢を実現できるか」「どうすればより目標に近づけるか」考えに考えて、行動して、がんがん突き進んでいきましょう!人生、本気になれば大抵のことはできると思います。そして、本気になった時、人は本当に有意義に時間を過ごすものだと思います。

2018年、今後10年・20年と夢が続く西田ジムにするため、一大決心し、新体育館を建設。

体操競技を通じて、ジャマイカの子供たちに色々な事を伝えてきました。今後は日本のこどもたちや若い世代に、普通の人は歩まない人生の一つの形を伝えていきたいと思います!