ある夜の出来事

ジャマイカで車を運転していると必ず出会う光景のひとつに「道端で物乞い」があります。普通に「お金めぐんでください」から、人によっては無理やり窓拭きをして、「10ドルくれ」とか、「食べ物をくれ」とか。人も子供から老人、身体障害者にHIVキャリア(という紙を持って募金を募っているが、本当かどうかは定かでない)まで色んな人がいます。
色んな意見があると思いますが、物乞いされてお金をあげる事は、潜在的に眠っているかもしれない彼らの「働こう」という意思を殺ぐことになると思うので、基本的に渡しはお金をあげる事はしません。もう能力的に働けんだろうなこの人は・・・と思う老人や身体障害者に限り、時々ビスケットとか、食べ物をあげるようにしてます(最近は自分がいっぱいいっぱいなので、あまりあげてませんがw)。お金だと、何に使われるかも分からないですしね。エンターテイメント(手品)でジャマイカSMILE大作戦は第三弾温め中です。
長年キングストンを運転していると、必ず同じ場所にいる物乞いと顔見知りにもなってきます。クロスロードに一人、ひげの長いラスタっぽいおじいちゃん、ニューキングストンあたりに足が逆関節になったおじさん、私の通勤路的に、最近はよくこの二人に出くわします。どちらも仕事を見つけるのはもう難しいだろうなぁという感じです。
前回会ったときに、「今食べもんないけど、マンゴーいっぱいゲットしたら一個もってったるわ!」と言うと、二人とも嬉しそうに「うまいこというなぁ~待ってるからなぁ」と笑顔を見せてくれたので、実践したらどういう反応するかな?と思い本日Hでしハウスでありがたくゲットしたジュリーマンゴー持って野郎どもを送った帰りに行ってみました。
「約束どおり、マンゴー持って来たったぞ!」と言って手渡すと、まさに「満面の笑み」。思った以上の大きなリアクションに、こっちまで嬉しくなりました。らぶまんごー仲間です。それか単におなかへってただけか?ちょっと好奇心で今何歳なのか、なんで物乞いになったんか、家族はいるのかとか、少しおしゃべりもしてみました。今までのイメージは、もう普通の話もできんくらい色々衰えてるかなぁと言うものでしたが、話してみると結構普通に話し出来るじゃないですか。体操のこと(鞍馬とか吊り輪とか)も知ってたし、なぜか私が日本人だって事も認識してたし、日本語でThank youはなんていうんだ?とか聞いてくるし・・・。イメージかなり変わりました。詳しいことは分かりませんけど、国がもうちょっとがんばってこういう人たち世話する施設なり何なり運営できれば、きっと普通に暮らしてる人たちなんだろうなぁ・・・国の借金とかもものすごいらしいし、政府関係者の不正も後をたたない(と皆は言っている)らしいし、まあ難しいんだろうけど。
その後「Mr.Chin!50ドルくれない?」って行ってきた12歳の男の子には、「お前は物乞いするには若すぎ。12歳やろ?仕事みっけて働け!」と愛のムチでびしびしいっときました。若者には、「物乞いする方が働くより楽なんだ」と思わずに、「やっぱお金は働いてもらうもんなんだな」と思ってもらいたいもんです。皆さん、子供にむやみにお金あげちゃダメですよ?ま、私の意見ですが。

 この記事へのコメント

  1. あずま。 より:

    足曲がったおっちゃんは僕もおぼえてます☆
    仲良くなるなんてさすがトロピカルパワーですね(^-^)v
    あ~ジャマイカいきて~!マンゴーくいてー!!

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