西田組ジャマイカ支部の時期エースの野郎ども。その中でも特に光っているのがジョバーニ、ジャバーンの黄金コンビ。この2トップが揺らぐ事はこの先きっとない。不動の2トップ。
ジョバーニに初めてあったときはジムにぼろぼろの服とはだしで来て、リアルにションベン臭く、動物のような動きをしてました。このとき小学校2年生。体操を教え始めて1年目くらいの時に、気になっていた勉強の方、どれくらいダメなのか確かめる為、「ジョバーニ、この本読んでみ。」といって渡した体操の雑誌。じーっと本を見つめる事5分。読めたのは数字の「2007」だけ。がびーん。「I am」とか「the」とかすら読めてませんでした。がびびーん。
ジャバーンの初試合は体操初めて2ヶ月のとき。初心者の床の演技、技は10個程度。三つ目の技が終わったところで頭が真っ白に。途中で30秒ほど固まる。「世界一はやく走る動物は?」と聞くと「ウサギ!」。朝の9時から夜の9時まで練習したら、「何時間練習する事になる?」と聞くと「1時半!」。何時間ってきいてんのに、「1時半!」はないやろ。しかもその半はどこから来た?
そんなきらきら光るうちの野郎どものために人肌脱いでくれた友人Iげ先生。毎週火曜日が英語の読み書きを勉強する会になりました。ジョバーニは今5年生ですが、まだまだ読み書きがダメです。あ、もちろん少しは出来るようになりましたよ。夏休みとか、僕もがんばって教えてたんで。ジャバーンも読み書きがダメなので、来週から一緒に参加です。何かを達成する為に必要な情報を整理して、必要な順にこなしていく。そういう頭の使い方ができないと、この先人生大変だろうし、体操もうまくならないですよね。特にシニアなってからは。読み書き算数は最低限必要です。Iげ先生とともに、大きく育てジャマイカの子供たちよ。