奥深いじゃまいか

前回のエントリーで書いたように、ジャマイカでは今月末選挙があります。先日ノミネーションデー、誰が立候補するかが決まる日があり、その日はキングストン中で対立政党の支持者たちがバスを貸しきって政治活動（暴走？）したり列を作って行進（暴走？）したりしてました。ジムの前の道でもあり、野次馬したりしました。
そんな中、ジャマイカの悪い部分が前面に出てきます。ゲットーではガンファイティングがおき、警官が撃たれ、住人が死にます。ジョバーニ・ダニエルが住むグランツペンと言う場所では昨日死人が出ました。今朝もダニエルが「道端で銃弾の外側拾った！」とかいって持ってきたし・・・うーんリアル。持っていると警察なんかが事情聴取してくるらしいので、捨てときましたが・・・。

原因は国民（特に貧困層）の教育の欠落か、貧困か、ジャマイカ上層部の思惑か、まあひとつではないと思いますが、今はジャマイカの悪い部分が前面に出てきてます。
週末に田舎のほうの海なんかに行くと、初めて会うやつにこんなに親切にしてくれるやつおらんよなあと思うほどおせっかいな青年とか、めちゃくちゃおちゃめなおばちゃんとか、クールなタクシードライバーとか、笑顔のステキなラスタマンとかほんとにいい出会いがあります。実際ほとんどのジャマイカ人がいい人たちのはずなんですが・・・この狭いジャマイカで毎日数件の殺人が起きると、そのいい部分が消えちゃいますよねえ。もったいない。
とにかく、ジャマイカでステキな毎日を送らせてもらっているワタクシ、がんばって自分ができる範囲でジャマイカに貢献していきたいと思います。がんば俺。