2006年に日本からJICAを通じて寄贈していただいた、廃棄予定だった日本の跳び箱。西田ジムには新跳馬がないので、ジャマイカでの第二の人生もりっと大活躍中です。最近、カバーの破損が激しく、心無いジャマイカンに落書きまでされてしまい見た目もいまいちだったので、ここらで跳び箱改造大作戦実行です。器具に落書きをするなんて日本では考えられませんけどねぇ・・・。きれいな☆が書かれてました。
というわけで、とりあえずカバーをはずしてみることに。
すると驚き!こんな感じでした跳び箱の中身。じゃじゃん。
明らかにワラですねー。昔の体操選手はワラをセーフティマットの代わりに使っていた、という話を聞いたことがありますが、まさか跳び箱がワラで出来ていたとは・・・驚きです。さすがに最近の跳び箱には入ってないと思いますが。
こちらアップです。ワラを束ねたものを、上から釘で本体の木に打ち付けて止めています。その上に二つの違う種類の綿がのってました。でも、ぜんぜんクッション性ありませんでしたけど。
そしてこちらが改造後。床のセノック素材を、新跳馬のように傾斜をつけて貼り付け、カバーをしてみました。カバーは合成ですが皮なので、割と滑りにくく、しかも突きをしたときの感触もかなり新跳馬に近くなりました。前よりだいぶいい感じです。大成功。
で、ここでさらに驚きの事実が。この跳び箱、昭和45年生まれ、がっつり40歳です。私より一回りほど年上です。がんばってますねー。何歳まで現役で活躍するのか、見ものです。
寄贈に関して学校を沢山回り、JICAの東京倉庫まで自力で運んでくれたNPOの皆さん、あの器具たちはジャマイカでしっかりがんばっております!マットのいくつかはハリケーンの時に濡れてかなり痛んでしまいましたが・・・。引き続き大事に使わせていただきます!
おおー。見違えるくらい素敵な跳び箱に変身しましたね!
はじめ、とどまったおっさんが昭和45年生まれという話なのかと思いましたー。
うわっ、誕生日近っ!
うちの跳び箱もカバーが破損してしまって、直したいんやけど、カバーの固定って、釘でしたの??
ちなみにフエルト生地の下はワラでした。おそろい。
>sattie
カバーの固定はもともとのカバーを固定してあった釘のような、画鋲のようなものを打ち付けただけやで。短い釘の頭の広いやつならいけると思うよ。
にしても、跳び箱にワラが入ってるとはねー。日本人すごいね。
>ひでし
いつまで現役の種撒き師として活躍するのか見ものです。
>koma
とどまったおっさんはもうちょっと年上だと思うぜ。きっと昭和40年生まれくらいやな。見間違えるほど美しい跳び箱、大活躍です。
種撒き師って,,,
ムチャクチャ誤解受けやすい表現やめてくれ~!
こんな俺にも世間体が~!